ストック派からの脱出
こんにちは、新井みつこです。
五月晴れに誘われて、お部屋の片付けをしました。
今回は家具の配置を変え、ついでに書類を整理。
溜めないようにしていたはずが、それなりの量になってて冷や汗。
バッサバッサと捨てまくりです。
こんな話をすると、「決断力があって羨ましい」と言われることがありますが、もう苦笑するしかありません。
今でこそ即決・即断・即捨ての三拍子が揃った私ですが、以前はそうではなかったからです。
どころか、
「いつか使うかも」
「次に見かけた時には無くなってるかもしれない」
「とりあえず置いておこう」
が、すごーーーーーく多かった人です。
そんな私が変わったキッカケ。
それは、一冊の本でした。
私がものを捨て出したキッカケ
それは、今から数年前のことです。
店頭にあった一冊の本の表紙が目に入り、足が止まりました。
「ああ、こんなスッキリした部屋で生活できたら気持ちいいだろうな」と思い、その気持ちのまま本を買い、一気読み。
はい、単純に、とっても影響されたんでした。
今にして思えば、ちょうど人生が切り替わるタイミングだったので、シンクロしちゃったんでしょうね。
捨てる前に本を読んで、スッキリした部屋をイメージしながら、たくさんのものを捨てました。
大きいものなら、ベッド、客用布団、パーテーションなど。
そこそこのもので、カラーボックス、収納棚(中身を捨てたので必要なくなった)、調理器具。
小さいものは、衣類、CD、本、文房具でした。
もちろん少しづつ捨てていったのですが、そうこうするうちに、捗る日と、そうでない日があることに気がついたんです。
弾みがついたようにポンポン捨ててスッキリする日があれば、ぐずぐずと悩んで中途半端に散らかったままになる日もある。
この違いはいったい何だろうと考え、そこに一定の法則みたいなものがあることに気がついたんです。
それは、タイミング。
効率よくものを捨てていきたいなら、何よりもタイミングを重視すべきです。
それを外すと捗らないし、なんやかんや邪魔が入って、失敗してしまう。
やりかけて途中で手が止まることほど、切ないことはありませんからね。
あくまでも当社比ですが、結構いいセンいってるかも〜なので、シェアします。
片付けが成功する3つの法則
ひとつめは、晴れた日を選ぶこと。
湿度も低い日が望ましいです。
使ってるならともかく、使わないものって、重いんです。
どよ〜んとしてる。
だから窓を開け放って、空気を入れ替えながら片付けると、疲れないですよ。
ふたつめは、執着のないものから手をつけること。
うっかり写真や手紙を見た日には、それだけで1日が終わってしまいます。
自分が大事にしているものなんかも、ある程度ものを捨てるまでは手をつけないままにしておく。
人の気配や情が感じられるもの、ものすごく好きなものは後回し。
これが、めっちゃ大事です。
まずは書類や本、しまい込んでいる調理器具や食器など、「最近使ってる or 使ってない」という二択で考えられるものから手をつけましょう。
ここまでの二つがきちんと出来ていれば、ものを捨てる速度が普段より上がっているはずです。
みっつめは、集中すること。
取捨選択って、体力を使います。
テレビ、音楽、(できれば)携帯は、オフにする。
余計な情報を入れないことが、何よりも大切です。
そうすることで判断力が増し、無駄に迷わなくなります。
ものを捨てるには、ある種の体力が必要です。
これだ!という日に、パパッと片付けてスッキリしたいものですね。
まとめ
3つの法則、いかがでしたでしょうか?
これからの季節は、片付けに最も適しています。
ご自分に最適なタイミングで、気持ちよくお片づけされてください。
- 上手にものを捨てるにはタイミングがある
- お天気の日に窓を全開にして片付ける
- 執着がないものから捨てていく
- 雑音をカットしてとにかく集中する
ものを捨てることと、身体を調えることは、とても似ています。
「どうしても片付けられない」という方は、どうぞご相談ください。